ワイン完全初心者向けに、ワインを「動物」に例えてご紹介

赤ワイン

ピノタージュ(動物に例えると:シマウマ)

    このブドウ品種を動物に例えると?

    ピノタージュを動物に例えるなら、アフリカの野性味感じる「シマウマ」。

    南アフリカ出身のピノタージュには野性味と親しみやすさが同居しており、アフリカの自然を象徴する存在と言えます。シマウマの白黒模様のように、ピノタージュもピノノワールとサンソ―というブドウ品種が組み合わさって生まれた存在。その個性的な味わいと香りで一度飲むと忘れられない印象を残します。
    ピノノワールの親戚とは思えない力強い味わいとスモーキーで個性的なな香りは、グリルした肉料理やスパイシーな料理と相性抜群です。一口飲むたびに、広大なサバンナの風景を思い浮かべるような一杯!

    味わいは?

    ピノタージュの味わいは、意外にもしっかり系。

    ピノタージュの味わいは、シマウマがアフリカの広大な大地を駆けるような力強さと自由さを感じさせます。
    熟したブラックチェリーやプラムの濃厚な果実味が主体で、そこにスモーキーなニュアンスが加わります。しっかりした酸味としっかりした渋み(タンニン)が味わいを引き締め、軽やかでジューシーなスタイルから濃密で複雑なものまで、幅広い表情を見せてくれます。
    まるでサバンナにシマウマが溶け込むように、このワインも幅広い顔でワイン界に溶け込んでいる!

    香りは?

    ピノタージュの香りは、スモーキー。

    香りは、シマウマが歩く草原を彷彿とさせる自然な土っぽさと力強さがあります。
    熟した黒い果実の香りに加え、焙煎したコーヒーやタバコの葉、スパイスのような深みが加わります。ときには少し土っぽさや革のニュアンスも感じられ、シンプルな中にも多彩な表情があるのが特徴です。
    目を閉じて一口飲むと、壮大な自然が目の前に・・・。シマウマよ、君の走った後の土煙が何だか心地いいんだ・・・。

    主な生産地は?

    ピノタージュの主な生産地は、南アフリカ。

    ピノタージュは南アフリカを代表するブドウ品種です。
    頑丈で暑さにも比較的強いという特徴が、アフリカ特有の土壌と気候とマッチして、この品種の野性的な個性を引き立てています。南アフリカ以外ではニュージーランドやアメリカ、オーストラリアなどでも少量が栽培されていますが、やはり本場の南アフリカのものが特徴的。
    アフリカの野性的なワイン、興味ないとは言わせないぞ!

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