ワイン完全初心者向けに、ワインを「動物」に例えてご紹介

赤ワイン

カリニャン(動物に例えると:イノシシ)

    このブドウ品種を動物に例えると?

    カリニャンを動物に例えるなら、ワイルドな「イノシシ」。

    たくましく、野生の力強さと素朴な魅力を兼ね備えており、どんな環境でもしっかりと存在感を放つ姿がカリニャンのキャラクターにぴったりです。イノシシの荒々しさと自然への溶け込みが、カリニャンの力強く骨太な味わいを彷彿とさせます。
    非常にパワフルなブドウ品種なので、単独でワインが作られるよりも、他のワインとブレンドされることが多い。でも、このパンチ力のおかげで、少しブレンドすると味わいに深みがでるんだぁ~~~。

    味わいは?

    カリニャンの味わいは、ドカンと来て力強い。

    カリニャンの味わいは、まるでイノシシが山を駆け抜けるような力強さとエネルギーに満ちています。
    熟した干しブドウのような濃厚な果実味が中心で、酸味と渋み(タンニン)がしっかりと支え合い、飲みごたえ抜群です。また、黒胡椒といったスパイシーなニュアンスや、ほのかな革っぽさが味わいに深みを与え、どっしりとした余韻が長く続きます。
    このパワフルさが、イノシシの野生的な印象とよく似ている!!!

    香りは?

    カリニャンの香りは、ワイルドで革っぽい。

    香りは、まさに森の中で感じる自然そのもの。
    熟した黒い果実の濃厚な香りに加え、湿った土や枯れ葉のような深みが漂います。また、熟成されたカリニャンでは、革や煙のような奥深い香りが加わり、全体に野生の豊かさと温かみを感じさせます。この複雑で大地を感じる香りが、イノシシの力強い存在感を思い起こさせてくれる。
    カリニャン、ワイルドだろぉ~~~?

    主な生産地は?

    カリニャンの主な生産地は、フランスのプロヴァンスやラングドック。

    カリニャンの主要な産地はフランスのプロヴァンスやラングドック。ここでは、地中海の強い日差しのもとで育まれた、濃厚でスパイシーなワインが作られます。超高級ワインになることは少ないけど、気軽に飲むなら大歓迎なカリニャンさん。
    スペインでは「カリニェーナ」と呼ばれ、イタリアでは「カリニャーノ」と言われています。・・・ワイルドなワインのはずなのに、なんだかすごく可愛い気がしてきた!

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