ワイン完全初心者向けに、ワインを「動物」に例えてご紹介

赤ワイン

テンプラニーリョ(動物に例えると:闘牛)

    このブドウ品種を動物に例えると?

    テンプラニーリョを動物に例えるなら、情熱的な「闘牛」。

    スペインを中心として栽培されており各地で特徴が大きく異なりますが、共通しているのは力強さを感じさせる味わいや香り。「軽いワインじゃ物足りない」、そんな夜には最適なパートナーになること間違いなしのパワー系赤ワインです。
    スペインの闘牛が赤い布を持った闘牛士と戦う、そんな光景を感じさせる情熱の国スペインのワイン。遠い異国の地スペインに思いを巡らせながら一口含むと、気分はもう闘牛士!さあ、軽やかに舞いましょう!!

    味わいは?

    テンプラニーリョの味わいは、黒い果実の力強さ。

    まるで太陽の光をたっぷり浴びた果実をそのまま楽しんでいるかのように、ダークチェリーなど黒い果実の豊かな味わいが口の中に広がっていきます。また、酸味はほどよい一方、渋み(タンニン)はしっかりと感じられ、飲みやすさのなかに力強い骨格を感じさてくれます。
    一口飲むごとに、どっしりとした安心感と情熱的なニュアンスが口の中に広がる・・・。まさに闘牛のようなパワー、そして闘牛の瞳の奥にある優しさが同居する味わい!

    香りは?

    テンプラニーリョの香りは、黒い果実の大洪水。

    香りを拾ってみると、ダークチェリーといった果実が広がっていきます。そのうえ、熟成が進んでいくとタバコやレザーのような深みが加わり、さらに大人っぽい印象に。
    情熱的に飲みたいときは突進一直線の闘牛(テンプラニーリョ)もいいですが、年季の入った熟練テクニックを繰り出してくるトリッキーな闘牛(テンプラニーリョ)との戦いも魅力的。今日はどちらの闘牛と勝負すべきか・・・、どちらでも絶対に後悔はないという安心感がそこにはある!

    主な生産地は?

    テンプラニーリョの主な生産地は、スペインやポルトガル。

    テンプラニーリョは世界でも有数の栽培面積となっていますが、そのほとんどがスペインやポルトガルで栽培されており、「スペインの赤ワインと言えば・・・?」な品種となっています。
    スペインを代表する動物は闘牛。スペインを代表する赤ワインはテンプラニーリョ。まさに、情熱的な国で生まれた情熱的なワイン。さあ、今日だけは日本人の謙虚さを捨てて、スペイン人を見習った陽気なディナーにしよう。パエリア・生ハム・タパス、スペイン料理を持ってこ~い!

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