このブドウ品種を動物に例えると?
アルバリーニョを動物に例えるなら、海の象徴「サメ」。
海を象徴する存在としての力強さと洗練された動きを持ちながら、見た目以上に繊細でクリーンな特性を秘めています。サメが海中を悠々と泳ぎながらも、その周囲の環境と調和しているように、アルバリーニョも海の恵みと完璧に寄り添うワインです。
このブドウ品種の特徴は、何といっても激しい塩味やミネラル感。「海のワイン」と言われるほど飲んだだけで海を感じさせてくれる、そんな力強い白ワインをご覧あれ!
味わいは?
アルバリーニョの味わいは、まるで海のよう。
レモンやライムなどの柑橘系の爽やかな酸味がまず広がり、その後に白桃や青リンゴのフルーティーな甘さが続きます。さらに、ミネラル感がしっかりと感じられ、塩味を帯びた余韻が特徴的です。飲むたびに、サメの静かで力強い泳ぎが思い浮かぶような、海に近い感覚が楽しめます。
このシャープな酸味とミネラル感は、牡蠣や貝類、白身魚のグリルといった海の幸と抜群の相性を誇ります。飲むたびに、広大な海とその神秘的な生態系を感じられる一杯。ああ・・・、今夜はシーフードに決定だ。
香りは?
アルバリーニョの香りは、潮風のよう。
香りは、サメが泳ぐ海中を思わせるような潮風と清涼感があります。柑橘系の爽やかな香りに、白い花やハーブ、さらにはほのかな塩気を含むミネラルのニュアンスが漂います。この香りのバランスは、洗練されつつも自然な印象で、飲み手を心地よい気分にさせてくれます。
このワインのボトルを開いただけで、まるで海の目の前に飛び出したかのような感覚になってしまう。美しき海、美しきワイン!!
主な生産地は?
アルバリーニョの主な生産地は、スペイン。
アルバリーニョの主要な産地はスペインのガルシア地方やポルトガル。アルバリーニョが持つ海のような感覚は、海の近くで育てられることが最大の理由。こうした場所では、大西洋に近い気候がこの品種のフレッシュでミネラル感豊かな味わいを最大限引き出します。
しかも、日本でも栽培が盛ん。海に囲まれた国だからこそ、相性がいいんでしょうね。今後、日本人にとってすごく大事な品種になっていくはず!