このブドウ品種を動物に例えると?
ブラック・クイーンを動物に例えるなら、力強い野生の「ニホンザル」。
親しみやすい見た目の中に、野性味あふれるエネルギーと、賢さが隠れています。ニホンザルが山奥で群れを作りながらたくましく生きる姿が、日本原産のブラック・クイーンの力強さと自然な魅力を象徴しています。
その濃密な果実味と複雑な香りは、焼き鳥や和風の煮物、すきやきなどと相性抜群。濃い味の和食に合わせた日には、和食×赤ワインの新しい世界が開きます。やっぱり、その土地の食べ物は、その土地のワインと合わせたいよね!
味わいは?
ブラック・クイーンの味わいは、パワフルで野性的。
ブラックベリーやカシスといった濃厚な果実味が最初に感じられ、しっかりとした酸味が全体を引き締めます。さらに、スパイスやタバコのような複雑な風味が加わり、長い余韻を楽しめる味わいです。
感じてほしいのは、フランスのワインのような上品さというよりも野性味あふれる荒々しさ!こうしたワインが日本で育っていることに、何だか感動的な気持ちに・・・。さあ、日本の力強い赤ワインを体験せよ!
香りは?
ブラック・クイーンの香りは、黒系果実の凝縮感。
ニホンザルが棲む山の自然を思わせるような、素朴でありながら奥深い印象があります。
熟したブラックベリーやカシスの香りに加え、土っぽさやハーブ、時には革やスモーキーなニュアンスが漂います。熟成されたものでは、ダークチョコレートやバニラの甘い香りも加わり、飲む前から期待感を高めます。
ぎゅぎゅっとした果実味の奥に感じる、甘くてスパイシーな香り。この二重構造が、飲む前から私たちをワクワクさせて止まらない!!
主な生産地は?
ブラック・クイーンの主な生産地は、日本。
ブラック・クイーンの主な産地は日本で、特に山梨県や長野県などの冷涼な気候が特徴の地域です。この品種は日本独自のブドウ品種として開発され、日本の自然環境と調和するワインが生産されています。
日本原産のワイン用ブドウ品種は、赤ワインならマスカット・ベリーA、白ワインなら甲州が有名。でも、このブラック・クイーンも負けていないぞ!しっかり系の赤ワインが少ない日本の星になれ!!