ワイン完全初心者向けに、ワインを「動物」に例えてご紹介

赤ワイン

カベルネ・フラン(動物に例えると:猫)

    このブドウ品種を動物に例えると?

    カベルネ・フランを動物に例えるなら、みんなを和ませる「猫」。

    何を隠そう、カベルネ・フランはワイン界のスーパースターであるカベルネ・ソーヴィニヨン大先生の親にあたる品種です。カベルネ・ソーヴィニヨン大先生はかなりパンチの効いたずっしり来る赤ワインという印象ですが、カベルネ・フランは近しい雰囲気がありつつも、しっかりとおとなしい調和役という感じ。
    気まぐれで自由だけど、なんだかんだでそばにいると安心感を与えてくれる猫ちゃんのイメージが、飲む人に心地よいバランスと独特の魅力を提供してくれるカベルネ・フランの魅力とマッチしていますにゃー!派手さはないけど、飲むたびに「これ、いいな」と思わせてくれる、そんな愛くるしい猫のような個性をお楽しみあれ!

    味わいは?

    カベルネ・フランの味わいは、軽やかでお上品。

    カベルネ・フランの味わいは、フレッシュで軽やか。ですが、しっかり重たいThe赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨンの親なだけあって、意外としっかりとした上品さがあります。渋み(タンニン)は控えめで柔らかく、酸味が心地よくて、ずっと飲み続けられる感じ。
    猫がそっと膝に乗ってくるような、穏やかでリラックスした味わいです。・・・でもよく見ると、この猫は血統書付きのお上品な猫ではないか・・・!?

    香りは?

    カベルネ・フランの香りは、明るい果実と青っぽい雰囲気。

    ブルーベリーなどの明るい果実の香りが最初に広がり、幸せな気分に包まれる。そこにピーマンのようなちょっと青っぽいニュアンスがアクセントを加えてくれる。青っぽい香りはなかなか珍しいですが、豊かな果実味とともに香りを楽しんでいると・・・う~ん、とっても心地よい。
    香りは、猫がのんびり過ごす日の午後のようなリラックス感。窓辺で太陽を浴びた猫のおなかに顔をうずめる、そんなふかふかほっこりした温かみのある印象を与えてくれます!

    主な生産地は?

    カベルネ・フランの主な生産地は、フランスのロワール&ボルドー。

    カベルネ・フランの産地といえば、フランスのロワール地方が代表的。ここでは、いつもは調整役として他のブドウと一緒にワインになることが多いカベルネ・フランが、単体でワインになって飲み手を魅了してくれます。また、ボルドー地方では、調整役としての本領を発揮して、ブレンド用として他の品種に深みや複雑さを加える役割も果たしています。
    調整役にもなれるし主役にもなれる。そんなカベルネ・フランは、いなくても問題ないけどいたらすご~~~くほっこり安心する、そんな愛くるしい猫ちゃんの印象にピッタリです!

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