ワイン完全初心者向けに、ワインを「動物」に例えてご紹介

赤ワイン

サンジョヴェーゼ(動物に例えると:イタリアオオカミ)

    このブドウ品種を動物に例えると?

    サンジョヴェーゼを動物に例えるなら、元気で人懐っこい「イタリアオオカミ」。

    実はオオカミはイタリアを代表する動物。すらりとした優雅な姿でスピードと力強さを兼ね備え、そしてどこか気品が漂います。そして、サンジョヴェーゼも同じように、イタリアを代表する品種なんです!
    イタリアの土地の持つ美しさや力強さを体現しつつ、飲む人に軽やかで親しみやすい印象を与えてくれます。イタリアの太陽の下を走り抜けるようなその姿が、サンジョヴェーゼが持つ明るさとしっかりとした骨格を思わせてれます。
    今日は陽気に、イタリアンワインなんて飲むのもおしゃれじゃな~~~い?

    味わいは?

    サンジョヴェーゼの味わいは、酸味が豊かで渋みは控えめ。

    まるでイタリアの陽光を浴びた果実そのもの。チェリーのような赤系果実の風味が最初に広がり、そこにしっかりした酸味が加わることで、キリッとした爽やかさを感じさせます。軽やかさの中にも心地よい渋み(タンニン)があり、特に若いワインではその骨格がしっかりしています。熟成が進むと、味わいにはドライフルーツやスパイス、さらには少し土っぽいニュアンスが加わり、複雑で奥行きのある印象へと変化します。
    親しみやすい雰囲気を出しながら、しっかりと大人な表情も見せてくれる・・・。陽気でエレガントなイタリアの雰囲気を楽しみましょう!!

    香りは?

    サンジョヴェーゼの香りは、甘酸っぱいチェリー。

    イタリアの陽気な自然をそのままボトルに閉じ込めたような印象。フレッシュなチェリーの香りが最初に立ち上り、それにバラやスミレのようなほのかな花のニュアンスが混じります。しかも熟成が進むと、土のような香りなど、もっと複雑な顔を見せてくれるとか・・・。
    サンジョヴェーゼが持つ香りの変化は、イタリアオオカミの優雅な外見とその内に秘めた野性の二面性を感じさせてくれる!ああ、どちらの顔も見てみたい!

    主な生産地は?

    サンジョヴェーゼの主な生産地は、イタリアのトスカーナ。

    サンジョヴェーゼの最大の故郷はイタリア、それも特にトスカーナ地方です。ここでは、キャンティという世界的に有名なワインが作られ、サンジョヴェーゼはその主役を務めています。トスカーナの風土(テロワール)が、このブドウの繊細な酸味と心地よい渋み(タンニン)を引き立て、ワインに複雑さとバランスを与えてくれます。
    繰り返しになりますが、イタリアを代表する動物はオオカミ!サンジョヴェーゼはイタリアを代表するブドウ品種として、その魅力を世界に発信し続けている!!かっこいい!!!

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