「シャンパンと同じ造り方なのに、手頃な価格で楽しめる」と人気なのが、スペインのスパークリングワインカヴァです。
このページでは、カヴァの特徴と、シャンパンとの違いをやさしく解説します。
カヴァとは?
カヴァ(Cava)は、スペインで造られる、瓶内二次発酵のスパークリングワインです。「カヴァ」とはスペイン語で「洞窟(地下のセラー)」を意味し、地下のセラーで熟成させていたことに由来します。
生産量の大部分は、スペイン北東部カタルーニャ地方のペネデス周辺で造られています。
カヴァに使われるブドウ品種
伝統的には、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダというスペインの白ブドウが使われます。ほかに、シャルドネやピノ・ノワールなどが使われることもあります。
ロゼのカヴァには、ガルナッチャ(グルナッシュ)などの黒ブドウも使われます。
シャンパンとの違い
共通点…どちらも瓶の中で二次発酵させる伝統的な製法
違い…カヴァはスペインの温暖な気候とスペイン固有の品種から、果実味がいきいきとした、すっきり辛口の味わいになりやすい。熟成期間の決まりも異なり、価格も手頃なものが多い
シャンパンとの違いはシャンパンとスパークリングワインの違いでも紹介しています。
カヴァに合う料理
よくある質問
カヴァはなぜ安いのですか?
スペインは生産コストが比較的低く、大量に生産されていることなどから、同じ製法のシャンパーニュより手頃な価格で手に入りやすいです。
カヴァのおすすめの飲み方は?
6〜8℃くらいに冷やして、乾杯から食事まで幅広く楽しめます。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)
カヴァのワインの歴史
カヴァは、スペインで造られるスパークリングワインです。1872年、カタルーニャ地方のジョセップ・ラベントスが、シャンパーニュと同じ造り方でスパークリングワインを造ったのが始まりといわれています。
「カヴァ」はカタルーニャ語で「洞窟(地下のセラー)」という意味で、瓶を地下で熟成させることから名付けられました。
カヴァの気候と土地
カヴァの約95%は、バルセロナの近くのペネデス地方、特にサン・サドゥルニ・ダノイアの町で造られています。地中海性の温暖な気候で、ブドウがよく熟します。
カヴァの主な産地・銘柄
ペネデス(サン・サドゥルニ・ダノイア)
カヴァの首都と呼ばれる町。大手から小さな生産者まで、多くのカヴァのメーカーが集まっています。
そのほかの地域
カヴァは、産地ではなく造り方で決まるワインのため、リオハやバレンシアなど、スペインのいくつかの地域でも造られています。
カヴァで育つ主なブドウ品種
マカベオ・チャレッロ・パレリャーダ(白)
カヴァの伝統的な3品種。マカベオはフレッシュさ、チャレッロはボディ、パレリャーダは繊細な香りを与えます。
シャルドネ・ピノ・ノワール
国際品種も使われています。
ラベルの見方
カヴァは、シャンパーニュと同じ「瓶内二次発酵」で造られます。最低9か月の熟成が必要で、「レセルバ」は18か月以上、「グラン・レセルバ」は30か月以上です。
甘さの表示は、シャンパーニュと同じく「ブリュット・ナチュレ」「エクストラ・ブリュット」「ブリュット」などで示されます。
カヴァのワインと料理
カヴァは、タパス(小皿料理)と合わせるのが定番。生ハム、オリーブ、イカのフリット、トルティージャ(スペインオムレツ)など。天ぷらや唐揚げなど、揚げ物にもぴったりです。唐揚げとの合わせ方は唐揚げに合うワインで詳しく紹介しています。
はじめての1本の選び方
- シャンパーニュと同じ造り方なのに、1,000〜2,000円台で買えるものが多く、コスパが抜群です
- はじめは「ブリュット」から試すのがおすすめ
カヴァの豆知識
- ペネデスの一部の生産者は、より厳しい基準の「コルピナット」というグループを作り、カヴァの名前を使わずにワインを出しています






