ワインの栓といえばコルク、というイメージがありますが、最近はねじって開けるスクリューキャップのワインも増えています。「スクリューキャップのワインは安物?」と思う人もいるかもしれません。
このページでは、スクリューキャップとコルクの違いをやさしく解説します。
スクリューキャップは安物ではない
結論からいうと、スクリューキャップだから品質が低い、ということはありません。
ニュージーランドやオーストラリアでは、高品質なワインにもスクリューキャップが広く使われています。フレッシュな香りを保ちやすく、品質が安定しやすいことから、あえてスクリューキャップを選ぶ生産者も多いのです。
スクリューキャップのメリット・デメリット
- メリット:オープナーなしで簡単に開けられる/閉め直せる/コルクのカビ臭による劣化(ブショネ)が起きない/ボトルを立てて保存できる
- デメリット:「特別感」はコルクより少ない/長期熟成への影響はまだ研究が続いている
コルクのメリット・デメリット
- メリット:ごくわずかな空気を通すため、長期熟成に向くといわれる/開けるときの雰囲気や特別感がある
- デメリット:オープナーが必要/まれにコルクのカビ臭がワインに移る「ブショネ」が起きる/乾燥すると空気が入りやすくなるため、寝かせて保存する必要がある
スクリューキャップが多い産地と品種
ニュージーランドやオーストラリアでは、特にフレッシュな香りを大切にする白ワインに、スクリューキャップがよく使われています。
よくある質問
スクリューキャップのワインは長く保存できますか?
日常的に楽しむ期間であれば、問題なく保存できます。立てても寝かせても大丈夫です。
ブショネとは何ですか?
コルクに由来する成分によって、ワインにカビや湿った段ボールのようなにおいが移ってしまう劣化のことです。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)
合成コルクやガラス栓も
コルクとスクリューキャップのほかに、プラスチックで作られた「合成コルク」や、ガラスの栓「ヴィノロック」なども使われています。合成コルクは、手ごろな価格のワインに多く使われています。
ブショネ(コルク臭)とは
天然コルクのワインの数%には、「ブショネ」という、湿った段ボールやカビのようなにおいが出ることがあります。TCAという物質が原因です。レストランでホストテイスティングをするのは、このブショネを確認するためでもあります。スクリューキャップは、ブショネの心配がありません。
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