ワインのアルコール度数は、ビールより高く、日本酒より少し低いくらい。でも、実はワインによって度数にはかなりの幅があります。
このページでは、ワインのアルコール度数の目安と、度数が変わる理由をやさしく解説します。
タイプ別のアルコール度数の目安
一般的な赤ワイン…12〜15%前後
一般的な白ワイン…11〜14%前後
スパークリングワイン…11〜12.5%前後
モスカート・ダスティなどの微発泡甘口…5〜6%前後
酒精強化ワイン(ポート・シェリーなど)…15〜22%前後
参考までに、ビールは5%前後、日本酒は15%前後が一般的です。
アルコール度数が変わる理由
ワインのアルコールは、ブドウの糖分が酵母によって変わったものです。そのため、ブドウがよく熟して糖分が多いほど、アルコール度数の高いワインになります。
日照に恵まれた温暖な産地のワインは度数が高く、冷涼な産地のワインは度数が低めになる傾向があります。また、発酵を途中で止めて糖分を残す甘口ワインは、度数が低めになります。
度数から味わいを想像するコツ
- 度数が高め(14%以上):果実味が濃く、ボリューム感のあるワインが多い
- 度数が低め(12%以下):軽やかで酸味が爽やかなワインや、甘口のワインが多い
たとえば、カリフォルニアのジンファンデルは度数が高めでパワフル、ドイツのリースリングは度数が低めで軽やかなものが多いです。
ワインの適量の考え方
厚生労働省は、「節度ある適度な飲酒」の目安として、1日平均純アルコールで約20g程度としています。アルコール度数12%のワインなら、およそグラス2杯弱(200ml程度)にあたります。お酒に弱い人や女性、高齢の人は、より少ない量が適当とされています。
自分の体調に合わせて、無理のない範囲で楽しみましょう。
よくある質問
ワインのアルコール度数はどこで確認できますか?
ラベル(主に裏ラベル)に「アルコール分○%」と表示されています。
ノンアルコールワインはありますか?
あります。ワインからアルコールを取り除いたものや、ブドウ果汁をもとに造ったものなどがあります。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)
アルコール度数が低いワイン・高いワイン
低め(5〜10%)
モスカート・ダスティ(約5%)、ドイツのやや甘口のリースリング(8〜10%)など。
中くらい(11〜13%)
多くの白ワイン、ブルゴーニュの赤ワインなど。
高め(14〜15%)
ジンファンデル、アマローネ、オーストラリアのシラーズなど。
酒精強化ワイン(15〜22%)
ポートワイン、シェリー、マデイラなど。
温暖化とアルコール度数
近年は、地球温暖化の影響で、ブドウがよく熟し、ワインのアルコール度数が上がる傾向にあるといわれています。そのため、早めに収穫したり、標高の高い畑に植えたりと、生産者もさまざまな工夫をしています。







