ワインのおつまみの定番、チーズ。でも、チーズにはたくさんの種類があり、それぞれ合うワインが違います。
このページでは、チーズの種類別に合うワインと、おすすめのブドウ品種を紹介します。スーパーで買えるチーズでも、組み合わせを変えるだけでぐっとおいしくなります。
チーズに合うワインの選び方
基本はチーズの強さとワインの強さを合わせること。やさしい味のフレッシュチーズには軽やかな白、熟成した濃厚なチーズにはしっかりした赤や甘口ワインを合わせます。
もうひとつのコツは「同じ産地どうし」。フランスのチーズにはフランスワイン、イタリアのチーズにはイタリアワインを選ぶと、自然とよく合います。
チーズに合うおすすめのブドウ品種
動物のイラストをタップすると、それぞれの品種の詳しい特徴がわかります。
ソーヴィニヨン・ブラン(羊)
モッツァレラやリコッタ、山羊のチーズ(シェーヴル)などのフレッシュチーズに。爽やかな酸味が、ミルクのやさしい味わいを引き立てます。
シャルドネ(ユニコーン)
カマンベールやブリーなど、白カビのクリーミーなチーズにはコクのあるシャルドネを。まろやかさどうしがよくなじみます。
カベルネ・ソーヴィニヨン(ライオン)
チェダーやゴーダ、パルミジャーノなど熟成したハードチーズには、しっかりした赤ワイン。チーズのうま味が渋みをやわらげてくれます。
セミヨン(ナマケモノ)
ロックフォールなどの青カビチーズには、貴腐ワイン(ソーテルヌ)などの甘口ワインを。塩気と甘さの組み合わせは定番中の定番です。
チーズの種類別の早見表
フレッシュ(モッツァレラ・リコッタ)…ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデ
白カビ(カマンベール・ブリー)…シャルドネ、ピノ・ノワール、シャンパーニュ
青カビ(ロックフォール・ゴルゴンゾーラ)…甘口ワイン(セミヨンの貴腐ワインなど)
ハード(チェダー・パルミジャーノ)…カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ
ウォッシュ(エポワス・マンステール)…ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ノワール
シェーヴル(山羊)…ソーヴィニヨン・ブラン
よくある質問
チーズには赤と白、どちらが合いますか?
実は白ワインのほうが合わせやすいチーズが多いといわれます。赤ワインは、熟成したハードチーズと合わせると失敗しにくいです。
スーパーのプロセスチーズに合うワインは?
プロセスチーズはクセが少ないので、メルロのようなまろやかな赤や、シャルドネなど幅広いワインと合わせられます。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)
チーズとワインが合う理由
ワインとチーズは、どちらも発酵から生まれた食べ物で、「同じ土地のものを合わせる」と失敗しにくい組み合わせです。
基本の考え方は、「軽いチーズには軽いワイン、濃いチーズには濃いワイン」。フレッシュなチーズにはさわやかな白ワイン、熟成したハードチーズにはしっかりした赤ワイン、ブルーチーズには甘口ワインが合います。
同じ土地の料理とワインで考える
フランス・ロワールのヤギのチーズ「クロタン・ド・シャヴィニョル」には、同じ地域のサンセール。イタリアの「パルミジャーノ・レッジャーノ」には、同じエミリア・ロマーニャ州のランブルスコ。フランス・ボルドー地方の近くのブルーチーズ「ロックフォール」には、ボルドーの貴腐ワイン「ソーテルヌ」が定番です。
予算別・チーズに合わせるワインの選び方
1,000〜2,000円
スーパーで買えるカマンベールやゴーダには、チリのメルロやシャルドネ、スペインのカヴァ。
2,000〜4,000円
ブルゴーニュのピノ・ノワールや、アルザスのゲヴュルツトラミネール(香りの強いウォッシュチーズに)。
甘口ワインを1本
ブルーチーズ用に、ソーテルヌやトカイ、ポートワインのハーフボトルがあると便利です。
避けたほうがいい組み合わせ
フレッシュなモッツァレラに、渋みの強い赤ワインを合わせると、チーズのやさしい味が消えてしまいます。また、白カビのチーズと渋みの強い赤ワインも、苦みが出やすいので注意しましょう。
チーズとワインをもっと楽しむコツ
- チーズは冷蔵庫から出して、30分ほど室温に置くと、香りと味わいが引き立ちます
- はちみつやドライフルーツ、ナッツを添えると、ワインとの橋渡しになります
- いろいろなチーズを少しずつ並べるときは、スパークリングワインが合わせやすいです







