ワインの裏ラベルを見ると、多くのワインに「酸化防止剤(亜硫酸塩)」と書かれています。「何のために入っているの?」と気になったことがある人も多いのではないでしょうか。
このページでは、ワインに酸化防止剤が使われる理由や、無添加ワインとの違いをやさしく解説します。
酸化防止剤(亜硫酸塩)とは?
ワインに使われる酸化防止剤は、主に二酸化硫黄(亜硫酸)です。日本のラベルでは「酸化防止剤(亜硫酸塩)」のように表示されます。
ワイン造りでは古くから使われてきたもので、ワインの品質を守るための大切な役割を持っています。また、ブドウを発酵させる過程でも、ごく少量の亜硫酸が自然に生まれます。
ワインに使われる3つの理由
- 酸化を防ぐ:ワインが空気に触れて茶色く変色したり、風味が損なわれたりするのを防ぎます
- 雑菌の繁殖を抑える:ワインを傷める微生物の働きを抑えます
- 品質を安定させる:輸送や保存の間も、味わいを保ちやすくします
使用量にはルールがある
ワインに使える二酸化硫黄の量は、日本の食品衛生法をはじめ、各国で上限が決められています。日本では、ワイン1kgあたり0.35g未満(二酸化硫黄として)と定められています。
酸化防止剤無添加のワインとは?
日本のスーパーなどでは「酸化防止剤無添加」のワインも売られています。加熱処理などの方法で品質を保つ工夫をしたもので、フレッシュな果実味が楽しめる、手頃なワインが多いです。
ただし、添加物を使っていない分、開けたあとは早めに飲みきり、保存には気をつけましょう。
よくある質問
酸化防止剤が入っていないワインはありますか?
「無添加」と表示されたワインがあります。ただし、発酵の過程で自然に生まれる亜硫酸がごく少量含まれることがあります。
体質的に気になる場合はどうすればいいですか?
体質やアレルギーが気になる場合は、医師や専門家に相談してください。
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酸化防止剤で頭が痛くなる?
「ワインを飲むと頭が痛くなるのは、酸化防止剤のせい」という話を聞くことがありますが、はっきりとした根拠は示されていません。頭痛の原因としては、アルコールそのものや、飲みすぎ、脱水、ヒスタミンなどの影響も考えられています。
亜硫酸塩に対してアレルギーや過敏症のある人もいるため、気になる人は、医師に相談しましょう。
ワインに含まれる量はどのくらい?
ワインに含まれる亜硫酸塩の量は、国ごとに上限が決められています。日本では、ワイン1kgあたり0.35g未満と定められています。一般的に、赤ワインより白ワイン、辛口より甘口のほうが、多く使われる傾向があります。
ドライフルーツなど、ほかの食品にも亜硫酸塩は使われています。
ラベルの表示
日本では、亜硫酸塩を使ったワインには、裏ラベルに「酸化防止剤(亜硫酸塩)」と表示されます。




