ワインの基礎知識

甘口ワインの選び方|初心者におすすめの甘いワインとブドウ品種

    モスカートを動物に例えたミツバチのイラスト

    「ワインは酸っぱかったり渋かったりして苦手。でも甘いワインなら飲めるかも」という人は多いはず。甘口ワインは、ワインデビューにもぴったりです。

    ただし、お店に並ぶワインの多くは辛口。なんとなく選ぶと、思ったより甘くなかった…ということもあります。このページでは、甘口ワインの種類と選び方、甘口が造られやすいブドウ品種を紹介します。

    ワインの「甘口」「辛口」とは?

    ワインの甘さは、ブドウの糖分がどれだけ残っているかで決まります。ワインはブドウの糖分を酵母がアルコールに変えて造りますが、糖分がほぼすべてアルコールになったものが辛口、糖分が残っているものが甘口です。

    甘口ワインは、発酵を途中で止めたり、糖度の高いブドウを使ったりして造られます。

    甘口ワインの主な種類

    微発泡の甘口ワイン

    イタリアの「モスカート・ダスティ」が代表的です。マスカットのような香りと、やさしい泡、低めのアルコール度数で、ワインが苦手な人にも飲みやすいタイプです。

    やや甘口の白ワイン

    ドイツのリースリングなどでよく見られるタイプです。甘さと酸味のバランスがよく、食事と一緒にも楽しめます。

    極甘口のデザートワイン

    フランス・ボルドーの「ソーテルヌ」などの貴腐ワインや、凍ったブドウから造るアイスワインなど、ハチミツのように濃厚な甘さのワインです。少量をデザートと一緒に楽しみます。

    甘口ワインが造られやすいブドウ品種

    次の品種は、甘口のワインにもよく使われます(同じ品種でも辛口があるので、ラベルの確認も大切です)。

    ラベルで甘口を見分けるコツ

    • 日本語の表示:「甘口」「やや甘口」と書かれていればわかりやすいです
    • ドイツワイン:「Trocken(トロッケン)」は辛口なので避け、「Lieblich(リープリッヒ)」「Süß(ズース)」が甘口です
    • フランスワイン:「Moelleux(モワルー)」「Doux(ドゥー)」は甘口、「Sec(セック)」は辛口です
    • アルコール度数が低め:糖分が残っている分、アルコール度数が低い(10%以下など)ものは甘口のことが多いです

    甘口ワインに合う食べもの

    • フルーツやフルーツタルト
    • ブルーチーズ(甘口と塩気の組み合わせが絶品です)
    • 生ハムメロン
    • スパイスの効いたエスニック料理(やや甘口の白と)

    よくある質問

    赤ワインにも甘口はありますか?

    あります。ポルトガルのポートワインなどが代表的ですが、日本で手に入りやすい赤ワインの多くは辛口です。甘いワインを探すなら、まずは白ワインやスパークリングワインから選ぶのがおすすめです。

    甘口ワインはどのくらい冷やせばいいですか?

    しっかり冷やした6〜10℃くらいがおいしく飲める目安です。冷やすと甘さがすっきり感じられます。

    甘口ワインは開けたあと何日くらい持ちますか?

    冷蔵庫で保存すれば、数日〜1週間ほどはおいしく飲めることが多いです。糖分があるため、辛口より日持ちしやすい傾向があります。

    ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)

    甘口ワインの適温と保存

    甘口ワインは、6〜8℃くらいによく冷やすと、甘さがすっきり感じられます。開けたあとも、糖分が多いため比較的長持ちします。

    初心者におすすめの甘口ワイン

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