イタリア全20州のワインはイタリアのワインの記事から、すべて見ることができます。
マルケは、イタリア中部、アドリア海に面した州です。海と山にはさまれた、なだらかな丘が続く穏やかな土地で、魚介料理によく合う白ワイン「ヴェルディッキオ」の産地として知られています。
マルケのワインの特徴
海からの風が吹く丘陵地帯で、白ワインと赤ワインの両方が造られています。白はヴェルディッキオ、赤はモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼが主役です。
代表的なワイン
ヴェルディッキオ(白)
マルケを代表する白ブドウで、名前は「緑(ヴェルデ)」に由来し、緑がかった色合いが特徴です。レモンや青リンゴ、アーモンドのような香りと、しっかりとした酸味、ほのかな苦みがあり、熟成させるとハチミツのような深みも出てきます。
主な産地は、内陸の「カステッリ・ディ・イエージ」と、山あいの「マテリカ」。昔は魚の形をした個性的なボトルでも知られていました。軽やかなものから、熟成に耐える上質なものまで幅広く、「イタリアでもっとも優れた白ワイン品種のひとつ」と評価する人もいます。
ロッソ・コーネロ(赤)
アンコーナ近郊、海に突き出したコーネロ山の周辺で、モンテプルチアーノという黒ブドウを主体に造られる赤ワインです。色が濃く、果実味豊かでしっかりした味わい。上位の「コーネロ」はDOCGに認定されています。
ロッソ・ピチェーノ(赤)
モンテプルチアーノとサンジョヴェーゼをブレンドした、親しみやすい赤ワインです。手頃な価格で見つけやすいワインです。
マルケのワインに合う料理
- ブロデット(魚介のスープ):ヴェルディッキオと
- オリーブ・アッラスコラーナ(オリーブの肉詰めフライ):ヴェルディッキオと
- 魚のグリル、魚介のパスタ:ヴェルディッキオと
- 肉の煮込み:ロッソ・コーネロと
和食なら、お寿司や天ぷら、焼き魚にもヴェルディッキオはよく合います。和食に合うワインもどうぞ。
ほかの国・地域も見てみる → ブドウ品種図鑑/トップページの「世界のワイン産地めぐり」から探せます。
マルケのワインの歴史
マルケ州は、イタリア中部のアドリア海側にある州です。海と山にはさまれた丘陵地帯で、古くからワイン造りが行われてきました。
かつては、魚の形をした独特のボトルに入った「ヴェルディッキオ」が、イタリアの白ワインの代表として世界に輸出されていました。
マルケの気候と土地
アドリア海からの風が吹く、温暖な地中海性の気候です。海に近い丘陵と、アペニン山脈に近い内陸の畑では、ワインの味わいが少し違います。
マルケの主な産地・銘柄
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ|マルケの顔
ヴェルディッキオ種から造られる、レモンやアーモンドのような香りと、ほろ苦さが特徴の白ワイン。熟成にも向いています。
ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ
内陸の標高の高い産地で、酸味のしっかりした引き締まった白ワインが造られます。
ロッソ・コーネロ/コーネロ|海辺の赤
アドリア海に面したコーネロ山のふもとで、モンテプルチアーノ種から造られる、力強い赤ワインです。
ロッソ・ピチェーノ
モンテプルチアーノとサンジョヴェーゼをブレンドした、親しみやすい赤ワイン。
マルケで育つ主なブドウ品種
ヴェルディッキオ(白)
マルケを代表する白ブドウ。名前は「緑(ヴェルデ)」に由来し、黄緑がかった色合いが特徴です。
モンテプルチアーノ(黒)
隣のアブルッツォ州でも主役の、色の濃い黒ブドウ。アブルッツォもどうぞ。
マルケのワインと料理
アドリア海の魚介料理とヴェルディッキオは最高の組み合わせです。魚介のスープ「ブロデット」、イカのフリット、ムール貝の料理などと。ロッソ・コーネロは、オリーブの肉詰めフライ「オリーヴェ・アスコラーネ」や、豚肉の料理に合います。
はじめての1本の選び方
- はじめてなら「ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ」
- 赤なら手ごろな「ロッソ・ピチェーノ」から
マルケの豆知識
- 魚の形のボトルは、いまでも一部の生産者が使っています
- 作曲家ロッシーニの出身地ペーザロもマルケ州にあります
イタリアのワインのページでは、20州すべてを紹介しています。




