ジンギスカンや海の幸で知られる北海道は、近年、日本ワインの産地としても大きな注目を集めています。
このページでは、北海道のワインの特徴と、代表的なブドウ品種をやさしく解説します。
北海道のワイン造りの特徴
- 冷涼な気候:ドイツやオーストリアなど、ヨーロッパの冷涼な産地に近い気候
- 梅雨の影響が少ない:本州に比べて、ブドウが病気になりにくい
- 昼夜の寒暖差が大きい:酸味がいきいきとした、香り豊かなブドウが育つ
こうした環境から、酸味が爽やかで、すっきりとした味わいのワインが多く造られています。
北海道の代表品種
冷涼な気候に合う、ドイツやオーストリア系の品種が多く栽培されてきました。
白ワインでは、ドイツ系の「ケルナー」も北海道を代表する品種として知られています。近年は、ピノ・ノワールやシャルドネなど、ブルゴーニュの品種の評価も高まっています。
主な産地
- 余市・仁木:ピノ・ノワールなどで注目を集める、日本有数のワイン産地
- 空知:岩見沢などを中心に、多くのワイナリーが集まる
- 十勝:寒さに強い独自の品種への取り組みでも知られる
- 函館周辺:海に近い、比較的温暖なエリア
地理的表示「北海道」
北海道のワインは、2018年に国税庁から地理的表示(GI)「北海道」に指定されました。北海道産のブドウを使い、北海道で造られたワインなどが対象です。
日本のワインの表示ルールは日本ワインと国産ワインの違いで紹介しています。
よくある質問
北海道のワインに合う料理は?
ジンギスカンにはツヴァイゲルト、海鮮や寿司にはすっきりした白ワインがおすすめです。くわしくはラム肉に合うワインもどうぞ。
北海道のワイナリーは見学できますか?
見学やショップ、レストランを併設しているワイナリーもあります。訪れる前に各ワイナリーに確認しましょう。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)
北海道のワインの歴史
北海道のワイン造りは、明治時代、開拓使が札幌に葡萄酒醸造所を作ったことに始まります。本格的な産地として成長したのは1970年代以降で、池田町の「十勝ワイン」が先駆けとなりました。
近年は、温暖化の影響もあって、ヨーロッパ系の品種の栽培が広がり、ブルゴーニュの名門ドメーヌが函館に進出するなど、世界から注目される産地になりました。
北海道の気候と土地
冷涼で、梅雨がほとんどなく、昼夜の気温差が大きい気候です。ドイツやフランス北部に近い環境で、酸味のきれいなワインが育ちます。
北海道の主な産地・銘柄
空知地方(岩見沢・三笠など)
道央の空知地方は、ワイナリーが集まる人気の産地。
余市・仁木
余市はピノ・ノワールの産地として、とても注目されています。2018年には「北海道」が日本ワインの地理的表示(GI)に指定されました。
十勝(池田町)
「十勝ワイン」で知られる、北海道のワイン造りの先駆け。
函館・道南
海に近い温暖な地域で、新しいワイナリーが増えています。
北海道で育つ主なブドウ品種
ピノ・ノワール(黒)
余市を中心に、日本を代表するピノ・ノワールが造られています。
ケルナー(白)
ドイツ生まれの品種で、北海道を代表する白ブドウ。
ツヴァイゲルト(黒)
オーストリア生まれの品種。
山ブドウ系の品種
山幸(やまさち)など、北海道の気候に合わせた品種もあります。
北海道のワインと料理
北海道のワインには、北海道の食材を合わせるのがいちばん。ケルナーは、ホタテやウニ、イカの刺身と。ピノ・ノワールは、ジンギスカンやエゾシカ、鮭のちゃんちゃん焼きと合わせてみてください。
北海道の豆知識
- 北海道のワイナリー数は、ここ10年ほどで大きく増えています
日本のワインもどうぞ。







