赤・白・ロゼに続く「第4のワイン」として注目されているオレンジワイン。オレンジで造るワインではなく、白ブドウから造られるワインです。
このページでは、オレンジワインの造り方や味わい、楽しみ方をやさしく解説します。
オレンジワインの造り方
オレンジワインは、白ブドウを、赤ワインと同じように皮や種ごと漬け込んで発酵させて造ります。皮から色素やタンニンが溶け出すことで、オレンジ色や琥珀色に色づきます。
つまり「白ブドウで造る赤ワインの製法のワイン」とイメージするとわかりやすいでしょう。
ジョージア発祥の伝統的な造り方
この造り方は、ワイン発祥の地のひとつといわれるジョージア(旧グルジア)で古くから受け継がれてきました。クヴェヴリと呼ばれる素焼きの大きな壺を地中に埋めて、ワインを発酵・熟成させる伝統製法は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
現在は、イタリアやスロベニア、日本など世界中で造られています。
オレンジワインの味わい
白ワインの爽やかさに加えて、皮由来のほどよい渋みと、紅茶やドライフルーツ、ナッツのような香りがあるのが特徴です。白ワインより複雑で、赤ワインより軽やか。料理に合わせやすい、懐の深い味わいです。
オレンジワインに使われる主なブドウ品種
日本でも、甲州を使ったオレンジワインが造られています。
オレンジワインに合う料理
- 和食(煮物、焼き魚、天ぷら)
- 中華料理、エスニック料理
- チーズ(ハードタイプ、ウォッシュタイプ)
- 豚肉料理、鶏肉料理
- 発酵食品(漬物、味噌を使った料理)
よくある質問
オレンジワインは何度くらいで飲むのがいいですか?
冷やしすぎると渋みが目立つので、12〜15℃くらいの、白ワインより少し高めの温度がおすすめです。
オレンジワインと自然派ワインは同じですか?
同じではありませんが、オレンジワインは自然な造り方を大切にする生産者に造られることも多く、重なる部分もあります。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)
オレンジワインの代表的な産地
ジョージア
クヴェヴリという素焼きの壺で造る、8,000年の伝統を持つ発祥の地。ジョージアのワインもどうぞ。
イタリア・フリウリ
1990年代以降、ジョージアの伝統に学んだ生産者たちが、オレンジワインのブームをけん引しました。フリウリもどうぞ。
スロベニア
フリウリと国境を接する地域で、個性的なオレンジワインが造られています。
日本
甲州から造る「甲州オレンジ」「醸し甲州」が人気です。
オレンジワインのおいしい温度
12〜15℃くらいと、白ワインより少し高めの温度がおすすめです。冷やしすぎると、渋みや苦みが目立ちます。
こんな人におすすめ
- 白ワインは物足りないけれど、赤ワインの渋みは少し苦手な人
- いろいろな料理に1本で合わせたい人
- 自然派ワインや、新しいワインに興味がある人








