「ワインって種類が多すぎて、何を選べばいいかわからない…」そんな人は、まずブドウ品種を覚えるのが近道です。ワインの味わいや香りは、使われているブドウ品種でほぼ決まるからです。
とはいえ、全部を覚える必要はありません。世界中で造られている代表的な6つの品種(赤3種・白3種)を押さえるだけで、お店やレストランでワインを選ぶのがぐっと楽になります。このページでは、その6品種を性格の似た動物に例えて紹介します。
管理人のひとこと
私自身、細かいうんちくより「おいしければいい」派のカジュアルな飲み手です。それでも、品種を少し知っておくだけで、お店でワインを選ぶのがぐっと楽しくなりました。まずは気になる動物から、気軽に試してみてください。(管理人について)
なぜブドウ品種を覚えるとワイン選びが楽になるの?
ワインはブドウだけから造られるお酒です。そのため、ブドウの個性がそのまま味わいに出ます。たとえば「渋みが強い」「酸味が爽やか」「花のような香り」といった特徴は、品種ごとにだいたい決まっています。
チリやアメリカ、オーストラリアなどのワインは、ラベルに品種名が大きく書かれていることが多いので、好きな品種を見つけておけば、はじめて見るワインでも味の想像がつくようになります。
赤ワインの代表品種3つ
赤ワインは、まずこの3つを押さえましょう。「重い→軽い」の順に並べると、違いがわかりやすくなります。
カベルネ・ソーヴィニヨン(ライオン)|しっかり重い赤の王様
渋みと濃い果実味が特徴の、赤ワインの王様のような品種です。カシスやブラックベリーの香りがあり、ステーキや焼肉など、しっかりした肉料理とよく合います。「ガツンとした赤ワインが飲みたい」ときはこれ。
メルロ(ゴールデン・レトリバー)|まろやかで飲みやすい
渋みが穏やかで、プラムのようなまろやかな果実味がある品種です。赤ワインに慣れていない人でも飲みやすく、ハンバーグやビーフシチューなど家庭料理とも合わせやすいのが魅力です。
ピノ・ノワール(蝶)|軽やかで華やか
色が淡く、イチゴやラズベリー、バラのような華やかな香りがある繊細な品種です。渋みが少なく軽やかなので、鶏肉やサーモン、和食とも相性がよく、「重い赤は苦手」という人にもおすすめです。
白ワインの代表品種3つ
白ワインは、コクのあるタイプ・爽やかなタイプ・香り豊かなタイプの3つを覚えると選びやすくなります。
シャルドネ(ユニコーン)|白ワインの定番
世界中で造られている、白ワインの定番中の定番です。すっきりしたものから、樽で熟成させたバターのようなコクのあるものまで、産地や造り方で表情が変わります。グラタンやクリームパスタとよく合います。
ソーヴィニヨン・ブラン(羊)|キリッと爽やか
グレープフルーツやハーブのような爽やかな香りと、キリッとした酸味が特徴です。冷やして飲むとおいしく、サラダやカルパッチョ、天ぷらなどさっぱりした料理にぴったりです。
リースリング(ペンギン)|香り高く、辛口も甘口も
青リンゴやライム、白い花のような香りと、すっきりした酸味が特徴です。ドイツでは辛口から甘口まで幅広く造られていて、甘口が飲みたいときにも選べます。エスニック料理や豚肉料理と好相性です。
6品種の特徴をひと目で比較
しっかり重い赤…カベルネ・ソーヴィニヨン
まろやかで飲みやすい赤…メルロ
軽やかで華やかな赤…ピノ・ノワール
コクもすっきりも選べる白…シャルドネ
キリッと爽やかな白…ソーヴィニヨン・ブラン
香り高く甘口もある白…リースリング
6品種を覚えたら、次に試したい品種
6品種に慣れてきたら、好みに近い品種を少しずつ広げていくのがおすすめです。
- 重い赤が好きなら → シラー(黒豹)、マルベック(熊)
- 軽い赤が好きなら → ガメイ(レッサーパンダ)、マスカット・ベリーA(柴犬)
- 爽やかな白が好きなら → アルバリーニョ(サメ)、甲州(鶴)
- 華やかな香りが好きなら → ゲヴュルツトラミネール(ハナカマキリ)、ヴィオニエ(孔雀)
よくある質問
ワイン初心者は赤と白、どちらから飲むのがいいですか?
どちらからでも大丈夫です。渋みが苦手なら白ワインや軽めの赤(ピノ・ノワールなど)、しっかりした味が好きならメルロから試してみると飲みやすいです。
品種名がラベルに書かれていないワインはどう選べばいいですか?
フランスやイタリアのワインは、品種ではなく産地名で書かれていることが多いです。産地ごとの代表品種は国・地域別のワインの記事で紹介しています。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)







