「赤ワインと白ワインって、何が違うの?」——ワインを飲み始めたら、まず気になる疑問ですよね。色が違うのはもちろんですが、実は使うブドウと造り方に大きな違いがあります。
このページでは、赤ワインと白ワインの違いを、造り方・味わい・合う料理・飲み方の4つのポイントからやさしく解説します。
違い1:使うブドウと造り方
赤ワインは、皮が黒っぽい黒ブドウを、皮や種ごと発酵させて造ります。皮から赤い色素と渋み(タンニン)が溶け出すので、あの赤い色と渋みが生まれます。
白ワインは、主に白ブドウを搾り、果汁だけを発酵させて造ります。皮や種と一緒に漬け込まないので、色は淡く、渋みもほとんどありません。
ちなみに、黒ブドウでも果汁だけを使えば白いワインになります。シャンパーニュでピノ・ノワールやムニエといった黒ブドウが使われるのはそのためです。
違い2:味わいと香り
赤ワイン…渋み(タンニン)があり、ベリーやプラムなどの果実、スパイスのような香り。重いものから軽いものまで幅広い
白ワイン…渋みはほとんどなく、酸味が味の中心。柑橘やリンゴ、白い花のような爽やかな香り
違い3:合う料理
よく「肉には赤、魚には白」といわれます。赤ワインの渋みは肉の脂をさっぱりさせ、白ワインの酸味は魚介のうま味を引き立てるからです。
ただし、これはあくまで目安。鶏肉や豚肉なら軽い赤やコクのある白、サーモンならピノ・ノワールのような軽い赤もよく合います。くわしくはワインと料理の合わせ方で紹介しています。
違い4:おいしく飲める温度
- 重めの赤ワイン:16〜18℃くらい(冷やしすぎない)
- 軽めの赤ワイン:12〜14℃くらい(少し冷やす)
- コクのある白ワイン:10〜12℃くらい
- すっきりした白ワイン:7〜10℃くらい(しっかり冷やす)
赤ワインの代表的なブドウ品種
赤ワインの品種をもっと見たい人は赤ワインの品種一覧へ。
白ワインの代表的なブドウ品種
白ワインの品種をもっと見たい人は白ワインの品種一覧へ。
よくある質問
ロゼワインはどうやって造るのですか?
主に黒ブドウを使い、皮を短い時間だけ果汁に漬けてほんのり色をつける方法などで造ります。赤と白の中間のような、軽やかで華やかな味わいです。
初心者は赤と白、どちらから飲むのがいいですか?
渋みが苦手なら白ワインや軽い赤ワインがおすすめです。迷ったら、初心者がまず覚えたいブドウ品種6選も参考にしてください。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)
ロゼ・オレンジワインはその中間
赤ワインと白ワインのほかに、ロゼワインとオレンジワインがあります。ロゼは黒ブドウを短い時間だけ果皮と漬け込んで造り、オレンジワインは白ブドウを赤ワインのように果皮ごと漬け込んで造ります。
どちらも、赤と白の中間のような味わいで、合わせられる料理の幅が広いのが特徴です。
健康面の違いはある?
赤ワインには、ブドウの皮や種に含まれるポリフェノール(タンニンなど)が多く含まれます。白ワインは、ポリフェノールは少ないですが、酸味が爽やかで、カロリーもやや低めのものが多いです。
どちらも飲みすぎには注意し、適量を楽しみましょう。ワインのカロリーもどうぞ。
どっちから飲み始める?
複数のワインを飲むときは、白ワイン→赤ワイン、軽いもの→重いもの、辛口→甘口の順に飲むのが一般的です。先に重いワインを飲むと、軽いワインの繊細な味わいが感じにくくなるためです。









