ワインの基礎知識

ワインの酸味とは?酸っぱいワインの魅力と、酸味が強い・穏やかな品種

    リースリングを動物に例えたペンギンのイラスト

    「このワイン、ちょっと酸っぱい…」と感じたことはありませんか?実は酸味は、ワインのおいしさに欠かせない大切な要素です。

    このページでは、ワインの酸味の役割と、品種や産地による違いをやさしく解説します。

    酸味はワインの「骨格」

    酸味は、ワインに爽やかさといきいきとした印象を与えます。酸味が少ないワインは、ぼんやりと重たい印象になりがちです。

    また、酸味は料理の脂をさっぱりさせたり、うま味を引き立てたりする働きもあり、ワインが料理と合わせやすい理由のひとつにもなっています。

    ワインに含まれる主な酸

    • 酒石酸:ブドウに多く含まれる、ワインの酸味の中心
    • リンゴ酸:青リンゴのようなシャープな酸味
    • 乳酸:まろやかな酸味。発酵後にリンゴ酸を乳酸に変える「マロラクティック発酵」を行うと、ワインの酸味がやわらかくなります
    • クエン酸:柑橘のような酸味(ごく少量)

    酸味が強くなる産地

    冷涼な産地のブドウは、糖分が上がりにくい一方で、酸味がしっかり残ります。そのため、ドイツやフランス北部、ニュージーランドなど涼しい産地のワインは、酸味が爽やかな傾向があります。

    酸味が強い品種・穏やかな品種

    酸味がしっかりした品種

    爽やかでいきいきとした味わいが楽しめます。

    酸味が穏やかな品種

    まろやかでふくよかな味わいが楽しめます。

    よくある質問

    酸っぱいワインは劣化しているのですか?

    もともと酸味が豊かなスタイルのワインも多くあります。ただし、開けてから時間がたって、お酢のようなツンとした香りがする場合は、酸化が進んでいる可能性があります。

    酸味が苦手な人におすすめのワインは?

    温暖な産地の、果実味が豊かなワインがおすすめです。白ならヴィオニエ、赤ならグルナッシュやメルロなどを試してみてください。

    ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)

    酸味が料理と合う理由

    ワインの酸味は、料理の脂っこさをさっぱりさせ、塩気を和らげ、食欲をそそります。レモンを料理に絞るのと同じような役割を果たします。そのため、酸味のしっかりしたワインは、料理と合わせやすいといわれます。

    酸味が苦手な人は

    • 温暖な産地(チリ、オーストラリア、カリフォルニアなど)のワインを選ぶ
    • マロラクティック発酵をしたワイン(樽熟成したシャルドネなど)を選ぶ
    • 少し温度を上げて飲む(冷やしすぎると酸味が強く感じられます)

    あわせて読みたい

    マロラクティック発酵、タンニン、ボディの違いもどうぞ。

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