うすしお、のり塩、コンソメ。家でのんびりワインを飲むとき、つい手が伸びるのがポテトチップスです。でも「ポテトチップスに合うワインは赤?白?」「味によって変えたほうがいい?」と迷うことはありませんか。
このページでは、ポテトチップス・スナック菓子に合うワインと、うすしお・のり塩・コンソメ・バーベキュー味・ポップコーンなど味別のおすすめのブドウ品種、合わせるときのコツを紹介します。
先に結論:ポテトチップスに合うワインは赤?白?
・うすしお・のり塩など塩味のポテトチップスには、辛口のスパークリングワインや酸味のある白。泡と酸味が油を流し、塩気がワインの果実味を引き立てます。迷ったらカヴァなど手頃な辛口の泡がおすすめです
・コンソメ・チーズ味など、うま味やコクのある味には、シャルドネや軽い赤。味の濃さとワインのボリュームを合わせます
・バーベキュー味など甘辛くスパイシーな味には、果実味の豊かな赤。ジンファンデルのような濃い果実味の赤が、甘辛いソースの味に負けません
ポテトチップス・スナック菓子に合うワインの選び方
ポテトチップスやスナック菓子は、塩気と油が多く、味つけの種類がとても豊富なおつまみです。同じポテトチップスでも、うすしおとバーベキュー味では、合うワインがまったく変わります。
選ぶときのポイントは3つです。1つ目は、泡や酸味で油を流すこと。揚げたスナックの油っぽさは、スパークリングワインの泡や、白ワインのきれいな酸味でさっぱりします。2つ目は、味つけの濃さとワインの重さをそろえること。塩だけのシンプルな味には軽い白や泡、コンソメやチーズのようにうま味の強い味にはコクのある白や軽い赤、甘辛い濃い味には果実味のしっかりした赤が合います。3つ目は、渋みの強い重い赤は避けること。塩気と渋みが重なると、口の中がざらついて感じやすくなります。
ナッツやチーズなど、ほかの手軽なおつまみは簡単おつまみに合うワインや枝豆・ナッツ・ドライフルーツに合うワイン、フライドポテトはハンバーガーと一緒にハンバーガー・フライドポテトに合うワインで紹介しています。
ポテトチップスに合うおすすめのブドウ品種
動物のイラストをタップすると、それぞれの品種の詳しい特徴がわかります。
ソーヴィニヨン・ブラン(羊)
ハーブやグレープフルーツのようなさわやかな香りと、はっきりした酸味が特徴の白ブドウです。うすしおやのり塩、塩とレモン味など、塩気が主役のポテトチップスと相性がよく、酸味が油を流して次の1枚をおいしくしてくれます。のりや青のりの香りとも、ハーブのような香りがなじみます。
シャルドネ(ユニコーン)
育つ土地や造り方で、すっきりした味から、樽の香りのするまろやかな味まで幅のある白ブドウです。コンソメ味やチーズ味、サワークリームオニオン味など、うま味やコクのあるスナックには、少しふくよかなタイプのシャルドネが合います。味の濃さが釣り合い、どちらも引き立ちます。
ガメイ(レッサーパンダ)
いちごやラズベリーのような軽やかな果実味と、渋みの少なさが特徴の黒ブドウで、ボジョレー・ヌーヴォーの品種として知られています。赤ワインでスナックを楽しみたいときは、この品種のように渋みの少ない軽い赤がおすすめです。コンソメ味やピザ味のスナックと合わせやすく、少し冷やして飲むと油ものとの相性がさらによくなります。
ジンファンデル(アメリカワニ)
ジャムのような濃い果実味と、ほんのりスパイスの香りが特徴の黒ブドウで、アメリカのカリフォルニアでよく造られています。バーベキュー味や甘辛いしょうゆ味、スパイスのきいたスナックなど、味の濃いものに負けない力強さがあり、ソースの甘さとワインの果実味が重なります。
味・種類別の早見表
| スナック | おすすめのワイン | 合わせるポイント |
|---|---|---|
| ポテトチップス(うすしお) | カヴァ、ソーヴィニヨン・ブラン | 泡と酸味で油を流す。いちばん合わせやすい組み合わせ |
| ポテトチップス(のり塩) | ソーヴィニヨン・ブラン、甲州 | のりの香りに、ハーブ感や和の白が合う |
| ポテトチップス(コンソメ) | シャルドネ、ガメイ | うま味の強さにコクのある白か軽い赤 |
| ポテトチップス(バーベキュー味) | ジンファンデル、グルナッシュ | 甘辛い味に、果実味の豊かな赤 |
| サワークリームオニオン味 | シャルドネ、シャンパーニュ | クリーミーさにまろやかな白や泡 |
| しょうゆ・甘辛味のスナック | メルロ、ピノ・ノワール | しょうゆの香ばしさに、渋みのやさしい赤 |
| チーズ味のスナック | シャルドネ、ガメイ | チーズのコクに合わせて白でも軽い赤でも |
| ポップコーン(塩・バター) | シャンパーニュ、シャルドネ | バターの香りに、まろやかな白や泡 |
| ポップコーン(キャラメル) | モスカート、甘口ワイン | 甘いお菓子には、同じくらい甘いワイン |
| えびせん・魚介系スナック | プロセッコ、ソーヴィニヨン・ブラン | えびの香ばしさに、すっきりした泡や白 |
| プレッツェル・クラッカー | プロセッコ、ロゼワイン | 軽い塩気に、軽やかな泡やロゼ |
避けたい組み合わせ
- 塩気の強いスナックと、渋みの強い重い赤:塩気と渋みが重なり、ワインが苦く、口の中がざらついて感じやすくなります。カベルネ・ソーヴィニヨンのような重い赤より、軽い赤や白を選びましょう。
- 甘いスナック菓子と、辛口のワイン:キャラメル味やチョコがけのスナックは、辛口のワインを酸っぱく感じさせます。甘いお菓子には甘口ワインを合わせましょう。チョコレートのお菓子はチョコレートに合うワインで紹介しています。
- 激辛スナックと、アルコール度数の高いワイン:辛さとアルコールの熱さが重なり、より辛く感じます。辛いスナックには、冷やした泡や、やや甘口の白のほうが合わせやすいです。
よくある質問
ポテトチップスに赤ワインは合いますか?
渋みの少ない軽い赤なら合います。ガメイやピノ・ノワールを少し冷やすと、コンソメ味やしょうゆ味のポテトチップスと合わせやすくなります。バーベキュー味のように味の濃いものには、ジンファンデルのような果実味の豊かな赤がおすすめです。
1本だけ選ぶなら?
辛口のスパークリングワインがおすすめです。泡と酸味が油を流してくれるので、うすしおからコンソメまで、いろいろな味のスナックに合わせやすいです。スペインのカヴァやイタリアのプロセッコなら、手頃な価格で見つけやすいです。
ワインはどのくらい冷やせばいいですか?
油の多いスナックに合わせるなら、ふだんより少し冷やしめがおすすめです。スパークリングや白はよく冷やし、軽い赤も冷蔵庫で少し冷やすと、さっぱりと飲めます。くわしくはワインの温度の記事で紹介しています。
パーティーでスナックとワインを出すときのコツは?
塩味のスナックと辛口の泡、濃い味のスナックと果実味の赤のように、味ごとに2〜3種類のワインを用意すると、それぞれ合わせて楽しめます。ワインの本数や予算の目安はホームパーティーのワインの選び方で紹介しています。








