「赤ワインは渋くて苦手…」という人は少なくありません。でも、赤ワインがすべて渋いわけではありません。ブドウ品種と産地を選べば、渋みの少ない飲みやすい赤ワインはたくさんあります。
このページでは、渋みの正体から、渋くない赤ワインの選び方、おすすめのブドウ品種までをやさしく解説します。
赤ワインの渋みの正体は「タンニン」
赤ワインの渋みは、ブドウの皮や種に含まれるタンニン(ポリフェノールの一種)によるものです。赤ワインは皮や種ごと発酵させるため、タンニンがワインに溶け出します。
皮が厚いブドウや、皮と長く漬け込んだワインほど渋くなります。逆に、皮が薄い品種や、渋みが出にくい造り方のワインは、やさしい口当たりになります。
渋くない赤ワインの選び方3つ
1. 渋みの少ないブドウ品種を選ぶ
いちばん確実なのが品種で選ぶ方法です。下で紹介するピノ・ノワールやガメイなどは、もともと渋みが少ない品種です。
2. 「ライトボディ」と書かれたものを選ぶ
ワインの重さを表す「ボディ」が軽いものほど、渋みも穏やかな傾向があります。くわしくはフルボディ・ライトボディの違いで解説しています。
3. 色の淡いワインを選ぶ
グラスに注いだとき、向こう側が透けて見えるような明るい色の赤ワインは、渋みが少ないことが多いです。お店ではボトル越しの色も参考になります。
渋くない赤ワインにおすすめのブドウ品種6選
渋みが控えめで、果実味が楽しめる品種を集めました。動物のイラストをタップすると、それぞれの詳しい特徴がわかります。
ピノ・ノワールはイチゴやバラのような華やかな香り、ガメイはボジョレー・ヌーヴォーでおなじみのフルーティーさ、マスカット・ベリーAは日本生まれで和食とも合う、やさしい甘い香りが魅力です。メルロとグルナッシュはまろやかな果実味、ツヴァイゲルトはサクランボのような明るい味わいです。
渋みが強めなので最初は避けたい品種
逆に、次の品種は渋みがしっかりしているので、渋みが苦手なうちは後回しにするのがおすすめです。慣れてきたら、肉料理と一緒に試してみてください。
渋みをやわらげて飲むコツ
- 少し冷やす:軽い赤ワインなら、冷蔵庫で30分ほど冷やすと渋みより果実味が引き立ちます
- 料理と一緒に飲む:肉の脂やチーズなどのたんぱく質が、渋みをやわらげてくれます
- グラスに注いで少し置く:空気に触れると、香りが開いて口当たりがまろやかになることがあります
よくある質問
渋くない赤ワインは甘いのですか?
渋くない=甘い、というわけではありません。今回紹介した品種の多くは辛口ですが、果実味が豊かなため、甘やかでやさしく感じられます。
安い赤ワインは渋いですか?
価格と渋みは直接関係しません。品種や造り方による違いのほうが大きいので、価格よりもまず品種で選ぶのがおすすめです。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)








