ワインの基礎知識

ワインと日本酒の違いとは?原料・造り方・度数・味わいを比べてみよう

    甲州を動物に例えた鶴のイラスト

    ワインと日本酒は、どちらも醸造酒の仲間です。でも、原料も造り方も大きく違います。

    このページでは、ワインと日本酒の違いを、原料・造り方・度数・味わいの4つのポイントから比べてみます。

    違い1:原料

    ワイン…ブドウ(ブドウだけで造れる)

    日本酒…米、米こうじ、水

    違い2:発酵の仕組み

    ワインは、ブドウの果汁にもともと糖分が含まれているため、酵母がその糖分を直接アルコールに変えます。これを「単発酵」といいます。

    日本酒の原料の米には糖分がほとんどないため、まずこうじが米のでんぷんを糖に変え、同時に酵母がその糖をアルコールに変えます。この2つが同じタンクの中で同時に進むことを「並行複発酵」といい、日本酒ならではの造り方です。

    違い3:アルコール度数

    一般的なワインは12〜14%前後、日本酒は15%前後のものが多く、日本酒のほうが少し高めです。

    違い4:味わいと合う料理

    • ワイン:酸味や渋み(赤ワイン)が特徴。肉料理、乳製品、オリーブオイルを使った料理と好相性
    • 日本酒:米のうま味や甘みが特徴。和食、魚介、発酵食品と好相性

    とはいえ、ワインも和食とよく合います。日本の食卓に合うワインは和食に合うワインで紹介しています。

    よくある質問

    ワインと日本酒、どちらのほうが日持ちしますか?

    どちらも開けたら早めに飲むのがおすすめです。ワインの日持ちは開けたワインは何日もつ?で紹介しています。

    日本酒が好きな人におすすめのワインは?

    繊細でうま味を感じる甲州や、シュール・リー製法の白ワインなどがおすすめです。

    ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)

    ワインと日本酒の共通点

    ワインも日本酒も、発酵によって造られる醸造酒です。どちらも、原料の産地や造り手によって、味わいが大きく変わります。最近は、ワインのように、産地や原料米の品種を楽しむ日本酒も増えています。

    また、どちらも「温度」で味わいが変わるお酒です。日本酒の冷や・ぬる燗・熱燗のように、ワインも温度によって香りや味わいの感じ方が変わります。ワインの適温もどうぞ。

    ワインと日本酒、どう飲み分ける?

    • 刺身・寿司:日本酒、または甲州やシャブリ
    • 肉料理:赤ワイン
    • チーズ:ワイン、または熟成した日本酒
    • 鍋料理:日本酒、または甲州

    日本酒好きにおすすめのワイン

    日本酒が好きな人には、だしやうまみと合う甲州や、シュール・リー製法のワインがおすすめです。すっきりした辛口の日本酒が好きならミュスカデ、香りの華やかな吟醸酒が好きならリースリングも試してみてください。

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