ワインのラベルには、カタカナや外国語がずらり。何が書いてあるのかわからず、見た目で選んでしまう人も多いのではないでしょうか。
実は、ラベルには味を想像するためのヒントがたくさん書かれています。このページでは、初心者でもわかるラベルの読み方を紹介します。お店での選び方の全体は、ワインの選び方(初心者が失敗しない5つのポイント)にまとめています。
ラベルに書かれている主な情報
- ブドウ品種:Merlot(メルロ)、Chardonnay(シャルドネ)など
- 産地:国名や地方名、村の名前など
- ヴィンテージ(収穫年):ブドウを収穫した年
- 生産者名・ワイン名:造り手の名前や、そのワインの名前
- アルコール度数・容量:13%、750mlなど
新世界のワインは「品種名」が目印
チリ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどのワインは、ラベルにブドウ品種名が大きく書かれていることが多いです。好きな品種がわかっていれば、それだけで味の想像がつきます。
フランス・イタリアは「産地名」が中心
フランスやイタリアなどのワインは、品種ではなく産地名が大きく書かれていることが多いです。たとえば「Bourgogne(ブルゴーニュ)」とあれば、赤ならピノ・ノワール、白ならシャルドネが主に使われている、というように、産地から品種を想像します。
産地と品種の関係は、国・地域別のワインの記事で紹介しています。
日本語の裏ラベルもチェック
輸入ワインには、日本語の裏ラベルが貼られていることがほとんどです。ここには、品種や味わいのタイプ(辛口・甘口、軽い・重い)、合う料理などがわかりやすく書かれていることが多いので、迷ったら裏ラベルを見るのがおすすめです。
覚えておくと便利なラベルの言葉
Brut(ブリュット)…辛口(スパークリング)
Sec(セック)/Trocken(トロッケン)…辛口
Doux(ドゥー)/Süß(ズース)…甘口
Rouge/Rosso/Tinto…赤(フランス語/イタリア語/スペイン語)
Blanc/Bianco/Blanco…白
Reserva/Riserva…熟成期間が長いもの(国や産地ごとに基準があります)
よくある質問
ヴィンテージが書かれていないワインもありますか?
あります。複数の年のワインをブレンドしたものなどは、ヴィンテージが書かれていないことがあります。シャンパーニュに多い「ノン・ヴィンテージ」がその例です。
ラベルで甘口か辛口かを見分けるには?
日本語の裏ラベルの「辛口・甘口」表示を見るのがいちばん確実です。くわしくは甘口ワインの選び方で紹介しています。
ほかの品種も見てみる → ブドウ品種図鑑(全40種類)
国別・ラベルを読むときのポイント
フランス
産地名(AOC)が大きく書かれ、品種名は書かれていないことが多いです。「Grand Cru」「Premier Cru」「Château」などの言葉が手がかりになります。AOCとはもどうぞ。
イタリア
「DOCG」「DOC」の表示と、産地名・品種名の組み合わせ(例:Barbera d’Asti=アスティのバルベーラ)が多いです。DOCGとはもどうぞ。
ドイツ
品種名、産地名、甘さの等級(カビネット、シュペートレーゼなど)が書かれます。「Trocken」は辛口の目印です。
スペイン
熟成期間の表示(クリアンサ、レセルバ、グラン・レセルバ)が大きな手がかりになります。
日本
「日本ワイン」の表示があれば、日本で育ったブドウだけで造られています。日本ワインと国産ワインの違いもどうぞ。
ラベルでよく見る言葉
- Mis en bouteille au château / au domaine:生産者が自分の畑で育てたブドウを、自分で瓶詰めしたワイン
- Vieilles Vignes / Old Vine:樹齢の高いブドウの木から造られたワイン
- Brut:スパークリングワインの辛口
- Réserva / Riserva:通常より長く熟成させたワイン(国によって基準は違います)
- Organic / Bio:有機栽培のブドウから造られたワイン






