料理とワイン

タイ料理・ベトナム料理に合うワインは赤?白?ガパオ・生春巻き・フォーなど料理別のおすすめ品種

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    ガパオライスやグリーンカレー、生春巻きにフォー。おうちでタイ料理やベトナム料理を作ったり、テイクアウトしたりしたときに、「合わせるワインは赤?白?」と迷う人も多いのではないでしょうか。

    このページでは、タイ料理・ベトナム料理に合うワインと、ガパオ・トムヤムクン・パッタイ・フォーなど料理別のおすすめのブドウ品種、辛い料理やハーブたっぷりの料理に合わせるコツを紹介します。

    先に結論:タイ料理・ベトナム料理に赤ワイン?白ワイン?

    ・基本は白ワイン。ナンプラーやハーブ、ライムの酸味には、ソーヴィニヨン・ブランのようにさわやかな白がよく合います

    ・ガパオやグリーンカレーなど辛い料理には、少し甘みのある白。やや甘口のリースリングや、香りの華やかなゲヴュルツトラミネールが辛さを和らげてくれます

    ・牛肉のフォーや焼いた肉には、渋みの少ない軽い赤。ピノ・ノワールを少し冷やして合わせると、ハーブの香りを邪魔しません。迷ったらロゼが万能です

    タイ料理・ベトナム料理に合うワインの選び方

    タイ料理とベトナム料理は、どちらもナンプラー(魚醤)のうま味、ライムやレモングラスの酸味と香り、パクチーやミントなどの生のハーブをたっぷり使うのが特徴です。違いは辛さで、タイ料理は唐辛子をしっかり効かせた料理が多く、ベトナム料理は辛さが控えめで、生野菜やハーブを添えたやさしい味つけが中心です。

    ワイン選びのポイントは3つです。1つ目は、ハーブや柑橘の香りに合う、さわやかな香りのワインを選ぶこと。2つ目は、ライムの酸味に負けない酸味があること。3つ目は辛さへの対策で、辛い料理ほどアルコール度数が低めで、少し甘みのあるワインが合います。渋みの強い赤や樽の香りが強い白は、繊細なハーブの香りを覆ってしまうので避けましょう。

    辛い料理とワインの合わせ方はカレーに合うワインやキムチ鍋に合うワイン、生春巻きは春巻きに合うワインでも紹介しています。

    タイ料理・ベトナム料理に合うおすすめのブドウ品種

    動物のイラストをタップすると、それぞれの品種の詳しい特徴がわかります。

    ソーヴィニヨン・ブラン(羊)

    ハーブや柑橘の香りが特徴の白ブドウで、パクチーやミント、ライムを使うタイ料理・ベトナム料理と特に相性のよい品種です。生春巻きやヤムウンセン(春雨のサラダ)、えびや白身魚を使った料理など、さっぱりした料理に合わせると、ワインの香りと料理のハーブが同じ方向を向いて、全体がさわやかにまとまります。

    リースリング(ペンギン)

    きりっとした酸味と、青リンゴや柑橘の香りが特徴の白ブドウです。辛口からやや甘口まで幅広く造られていて、辛い料理にはやや甘口のタイプがおすすめです。ほのかな甘みが唐辛子の辛さを和らげ、アルコール度数も低めのものが多いので、ガパオやトムヤムクン、ソムタム(青パパイヤのサラダ)のような辛くて酸っぱい料理によく合います。

    ゲヴュルツトラミネール(ハナカマキリ)

    ライチやバラのような華やかな香りが特徴の白ブドウです。香りが強いので、ココナッツミルクやスパイスをたっぷり使った料理とも負けずに合わせられます。グリーンカレーやレッドカレー、パッタイ(米の麺の炒めもの)など、甘み・辛み・香りが重なった料理に合わせると、ワインの華やかさが料理をまとめてくれます。

    ピノ・ノワール(蝶)

    渋みが少なく、赤い果実の香りが軽やかな赤ブドウです。ベトナムの牛肉のフォーや、豚肉を焼いて米の麺と食べるブンチャー、甘辛いたれで焼いた鶏肉(ガイヤーン)など、肉が主役の料理に赤を合わせたいときにおすすめです。少し冷やして飲むと、ハーブや生野菜とも合わせやすくなります。

    料理別の早見表

    料理おすすめのワイン合わせるポイント
    ガパオライスリースリング(やや甘口)バジルの香りと辛さに、ほのかな甘み
    トムヤムクンリースリング(やや甘口)辛さと酸味に、酸味と甘みで寄り添う
    グリーンカレーゲヴュルツトラミネールココナッツミルクとスパイスに華やかな香り
    パッタイゲヴュルツトラミネール甘酸っぱいたれとピーナッツに合う
    ヤムウンセン・ソムタムソーヴィニヨン・ブランライムとハーブに、さわやかな酸味
    生春巻きソーヴィニヨン・ブランえびと生のハーブに同じ方向の香り
    フォー(牛肉)ピノ・ノワール牛肉のだしに、渋みの少ない軽い赤
    フォー(鶏肉)・バインミーロゼやさしい味と、なますの酸味に合わせやすい

    避けたい組み合わせ

    • 渋みの強い重い赤:カベルネ・ソーヴィニヨンのように渋みとアルコールが強い赤は、唐辛子の辛さを強く感じさせ、ナンプラーと合わせると生臭さが目立つこともあります。
    • 樽の香りが強いコクのある白:樽のバニラやトーストの香りが、レモングラスやパクチーの繊細な香りを覆ってしまいます。
    • アルコール度数の高いワイン:アルコールは辛さを強めます。辛い料理には、度数が12%前後までの軽やかなワインが合わせやすいです。

    よくある質問

    タイ料理・ベトナム料理で1本だけ選ぶなら?

    辛い料理が多いなら、やや甘口のリースリングがおすすめです。辛さを和らげながら、ハーブやライムの香りとも合います。辛さが控えめなベトナム料理が中心なら、ソーヴィニヨン・ブランのほうが料理のさわやかさを生かせます。人数が多いときは、カヴァなどの辛口のスパークリングワインを1本加えると、揚げ物の春巻きにも合わせられて安心です。

    グリーンカレーには赤と白どちらがいいですか?

    白がおすすめです。ココナッツミルクのまろやかさと青唐辛子の辛さには、華やかな香りと少しの甘みのある白がよく合います。赤を合わせるとココナッツの甘い香りとぶつかりやすく、辛さも強く感じやすくなります。

    ナンプラーの味にワインは合いますか?

    合います。ナンプラーは魚から造る調味料で、しょうゆに近いうま味と塩気があります。酸味のある白ワインと合わせると、塩気がまろやかに感じられ、うま味が引き立ちます。魚介の多い料理では、渋みのある赤は生臭さが出やすいので、白かロゼを選ぶと安心です。

    パクチーがたっぷりの料理に合うワインは?

    ソーヴィニヨン・ブランが一番のおすすめです。ソーヴィニヨン・ブランにはハーブや青草のような香りがあり、パクチーの香りと自然になじみます。パクチーが苦手な人でも、ワインと一緒だと食べやすく感じることがあります。

    ほかの料理に合うワインは、料理とワインの組み合わせ一覧から探せます。

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